ワンピース　伏線集

ワンピースの楽しみの一つに伏線をあげることができよう。
ワンピースの伏線は読者の想像力を刺激し、事実がわかった時のしてやられた感は凄まじいものがある。
また、気付かないうちに伏線が散りばめられてあることがある。
読者をあざ笑うかのごとく、良い意味で騙す尾田先生の想像力には畏敬の念すらおぼえる。
ここでは今までにわかった事実とその伏線を書いてみる。
伏線はたくさんあるが、その中でも気に入ったのを載せる。（覚えていないだけですｗ）

・エースの父親が海賊王	・白ひげの能力	・クロッカスが海賊王のクルー
・ココロが人魚	・ログポースが丸いわけ	・ナミのタトゥー、魚人の烙印
・センゴクの能力	・	・

・エースの父親が海賊王

ルフィは世界情勢を知らないことで有名です。
そのルフィがはじまりの町（ローグタウン）に来た時に、処刑台のことを知っていたし、
世界で一番偉大な男、ゴール・D・ロジャーの存在を知っていました。
ここから推測されるのは、小さい頃誰かに教えられた可能性が高いということ。
それは一緒に暮らしていたエースの父親という強い印象があったため記憶していたのだと考えられる。

・白ひげの能力

白ひげの能力はグラグラの実の地震引き起こし人間である。
これは白ひげ初登場時の笑い声、「グララララ」が伏線になっていた。

・クロッカスが海賊王のクルー

双子岬にいるクロッカスは数年、船医をやっていたと言っていた。
しかもルフィが出航した後に、

あいつらは・・・我々の待ち望んだ海賊達だろうか・・・
何とも不思議な空気を持つ男だ
なァ・・・ロジャーよ

と言っており、ロジャーと何か関係があることをにおわせていた。
さらに、

ラフテルを確認したのは海賊王の一団だけだ

と、海賊王の一団しか知り得ない情報を知っていた。
今思えば、巨大なクジラの体の内部を改造して治療を行う技術を持つ者が
海賊王の主治医だというのもうなずける。

・ココロが人魚

エニエスロビーでルフィが荒波の中、溺れているところをココロの孫チムニーが助け出した。
これはココロの人魚の血を受け継いだからこそ助けることができたといえる。

・ログポースが丸いわけ

双子岬で初めて手に入れたログポース。普通のコンパスと違って針の周りが球で囲われている。
これは針が3次元的に指すことがある、という伏線だった。
たしか空島編の前のタイトルで「ログポースがまるいわけ」みたいなのがあった。
上を指すということは逆もまた然りで、下も指すわけである。つまり魚人島の存在だ。

・ナミのタトゥー、魚人の烙印

ナミの左肩にはアーロン一味を示すタトゥーがあった。
アーロンは天竜人が魚人にやっていた烙印を逆に人間にやったわけだ。
アーロンはことあるごとに人間を下等種族と蔑み、魚人を至高の種族と位置付けていた。
ここまで人間を嫌うようになったのは、昔に受けていた差別によるものだろう。
ということで、ナミのタトゥーは、魚人は昔人間に差別を受けていたという伏線なのか？
伏線じゃないか。まぁうまい具合矛盾がないのでそこが素晴らしいよ。尾田先生！

・センゴクの能力

海軍本部元帥（海軍総大将）のセンゴクが初登場したのは、25巻だ。
そこでのセンゴクの通り名は「仏のセンゴク」
そしてマリンフォード頂上戦争で初めてセンゴクの能力が明らかになった。
巨大化し、頭は螺髪になっていた。アニメで見ると、体は金ピカに輝いていた。
60巻のSBSでセンゴクは、ゾオン系"幻獣種"ヒトヒトの実モデル"大仏"という能力だと明かされた。
通り名がその人物の能力を表していたというわけだ。
通り名が能力のヒントになっているパターンは他にもあるのかもしれない。通り名一覧

つづく 一番上へ