感想
感想を書くのをすっかり忘れていたので、今更ながら書く事にする。
今回の63巻の主な内容は、魚人島の過去編だった。
過去編が長いといって嫌う人がいるが、私にとっては重要な伏線が散りばめられているので大歓迎だ。
しかし、空島編ほど長いと萎えてしまうが。
ワンピースの良さの一つに漫画だが感動して泣けるという点をあげることができる。
これは過去編があるから感情移入でき、結果泣けるのである。
63巻も感動して泣いた、という方も少なからずいるはずだ。
えぇ〜では内容について掘り下げていこう。
マトマトの実の能力は素晴らしい!前にも書いたが、すごくセンスがある。
ハナハナの実やカゲカゲの実とは比にならないほどの超遠距離タイプの能力だ。
しかしマネマネの実のように直接手で対象物に触れないといけないのが唯一のネックだな。
対処法としては、ルフィがやっているように、進行方向と違う方向の力を一定量加えればいいのだろう。
デッケンとの戦闘はおもしろそうだ。
一方、ホーディとの戦闘はドーピングによる力で押していく戦闘だろう。これはヒネりもなくつまらなくなりそうだ。
ゾロに一蹴されているしな。
過去に魚人は武力で人間との決別を計り、人魚は対話で人間との友好を目指した。
今回、人間である麦わらの一味は新魚人海賊団と少しではあるが、戦闘をしている。
ほぼ人魚で構成されたネプチューン軍には一切危害を加えていない。
この三角関係がどう働くかにより、人間と魚人・人魚の友好が変わっていくのだろう。
オトヒメ王姫がしたように、今度はしらほし姫が新魚人海賊団を説き伏せるんだろうな。
しらほしは麦わらの一味に加わるのかな?
オトヒメ王妃は天竜人の船に乗り、天竜人を説得することに成功し、署名さえ集まればレヴェリーでの発言も可能だった。。。
しらほしは母親の後を追い、
しらほし「みなさん、ルフィさんたちとは仲良くなれましたよね。
でもまだ世界には私たちのことを知らずに一方的に嫌っている人がいるんです。
母も地上に行って説得することができました。今度はわたくしが行ってまいります。」
ネプチューン「おまえは人一倍泣き虫じゃもん。やっていけるとは思えないんじゃもん。心配じゃもん。」
しらほし「あらお父様お忘れですか?母は人一倍体の弱い私じゃないと証明したことにはならないと言っていましたよね。私でなければダメなのです。
それにルフィさんたちはお強いので心配には及びません。」
ネプチューン「ぐぬぬじゃもん。」
てな感じで仲間にならないかな?海王類と会話できるという能力はのちのち必要になるから、しらほしは仲間になるんじゃもん!
えぇ〜魚人島の過去編について。
フィッシャー・タイガーと
ジンベエと
アーロンは、
トムと
アイスバーグと
フランキーとモロに被るんだけど^^;
・タイガーが殺された島にアーロン一人で乗り込み、ボルサリーノにやられて監獄へ連行
・トムを収監する海列車にフランキー一人で止めようとし、ヒットアンドアウェイ。フランキーもアウェイ
・ジンベエが七武海になりアーロンを開放。へらず口だが憎めない弟分
・フランキーの作った艦船が原因でトムが連行される。おれは一生お前を許さねえぞ!フランキー!!→生きてて良かったなあ。
結果的に、力の差があるにもかかわらずジンベエとアーロンは対等だという誤解が生まれる状況だったと言えなくもないので、いいか。
コアラとタイヨウの海賊団との物語は、不条理な状況を作り出しての王道の感動パターンだったな。
タイガーのキャラ設定はよかったな。なんか誰かとキャラが似てるんだよな。思い出せないが。
んまぁ感想はこんなもんかな。時間が経ってるから許せ、サスケ。
そういえば現中将のストロベリーの頭、長すぎだろw
長い帽子をかむってるんじゃなくて、長い頭を隠すための帽子だったんだな。あれは衝撃だったわ。
名言集、グッときた言葉
63巻はぐっとときた言葉が多かった。長い文章は書くのが面倒なので書いてません。
サンジ(p107)
おいジンベエ・・・何か言い訳してェってんなら聞くが
言葉には気をつけろよ・・・!!
(中略)
話次第じゃお前を・・・おれは許さねェ!!!
フィッシャー・タイガー(p145)
殺したら負けなんだ!!
あいつらと同類になりてェのか!!?
フィッシャー・タイガー(p169)
おれは人間に屈しないっ!!!
フィッシャー・タイガー(p171)
おれはもう・・・人間を・・・愛せねェ・・・!!!
アーロン(p176)
お前ら人間が!!!あの人を死に追いやったんだよォ!!!!
オトヒメ(p185)
勇気を出して一番欲しいものを欲して下さい!!!
オトヒメ(p231)
もう一息よ
本物の"タイヨウ"の下まで・・・!!!